部室にて――
(桃) 「そうそう。昨日、駅前のロ○ソンで“おでん”売ってたっすよ?」
(河) 「へー、そうなのか。随分と気が早いな」
(大) 「今日は練習も早く上がったし、これから皆で繰り出すか?」
(菊) 「やっほーいっ! 賛成!」
(乾) 「俺のデータだと、セブン○レブンも3日前から始めている筈だが」
(海) 「……一体、何のデータ集めてるんすか、先輩」
(不) 「…………ふふ」
(菊) 「なに不二、思い出し笑いにゃンかして?」
(不) 「ちょっと思い出しちゃってさ」
(菊) 「?」
(不) 「ほら、一年の時、皆でコンビニ寄った時に“おでん”見た手塚がさ、「……何故、家で食べないんだ?」って、真面目な顔して不思議がってたじゃない?」
(菊) 「あ! あった、あった!」(大ウケ)
(手) 「…………」
(リ) 「……なんかスゲー、ぶちょーらしいっすね」
(桃) 「部長、コンビニでおでん食べたことなかったんすか!?」
(手) 「……その時が初めてだ」
(河) 「なんか珍しそうに、おでん鍋見てたよな」
(乾) 「手塚家はおでんは“土鍋派”だからな」(データ……
(菊) 「んー、何食べようかなー……“ちくわぶ”と“はんぺん”と――」
(桃) 「オレ牛スジ! あとやっぱ大根は外せないっしょ!?」
(リ) 「……オレ、おでんにキャベツロール入れるの、キライっす」(怒)
(不) 「手塚はジャガイモだけは絶対食べないよね」
(桃) 「何で? 美味いっすよ!? ――部長、ジャガイモダメなんすか?」
(手) 「そうじゃない。ジャガイモを食べると、崩れて取り皿のダシが濁るだろう? アレが嫌なんだ」
(桃) 「……はあ、そうなんすか」(気持脱力……
(大) 「――俺はそうだな……」
(不) 「もちろんタマゴだよね?」
ぶっ!!
(大) 「!?」
(手) 「――違うのか?」(真顔)
(大) 「…………ナゼ?」(チーン:涙)
……どうもです。
思いつくまま忘れないうちにメモる……小吉家、今晩今年初おでん(ちゃんちゃん♪
2006/10/21