maru | 部長ってのはエライです。なんたってリーダーです。部の中心、屋台骨たる存在です。とはいえ、リーダーシップの個人差は如何ともしがたいわけで、その辺りの能力差は屋台骨の強度の差といえるでしょうが、まあとりあえず、それが部員200名からなる大層な部だろうと10人足らずのこじんまりした部だろうと、部長がエライと云う点で何ら差はありません。(笑)。 ともかく部長はエライんですから、部員たちの中にあっては、その立ち位置は自然と中央センターど真ん中! がお約束なわけです。その筈です。がっ。しかーしっ!! 我らが部長、手塚国光サマっ アナタほど“部長”な御方はいないのに、いないのに、何故アナタって人はいつもいつもそんな端っこなんです!? 他所の部長を見回してみても、大抵みんな“真ん中”或いは“先頭”にいるでしょうに。 氷帝の跡部部長なんて見て御覧なさい。いつ如何なるどんな時でもゴージャスフェロモンを撒き散らしながら当然のように部員たちの中央に陣取って、高慢なオレ様オーラを振りまきながら先頭きって歩いていると云うのに。おまけにオレ様は携帯電話以上の重たい荷物は持たない主義だと言わんばかりに、自分のテニスバッグまで樺地くんに押し付けていると云うのに!(コレは単なる我が儘か:笑) まあ、跡部は、例えば歩行者天国でもわざわざセンターラインを闊歩するようなタイプだから、この場合、比較の対象とするのはちょっとしんどいかもしれませんが…… ――ええ、わかってます。手塚部長、アナタが気がつけば端っこにばかり立っているのは、アナタのその控えめな性分ゆえだという事は。その骨身に染み付いた受身体質ゆえに「真ん中へどうぞ」と薦められでもしないとその位置へ収まろうとしないだろうと云うことは。そうしてぼんやりしているうちに、あのやたらと自己主張の強い部員たちにあっさり真ん中から押しのけられてしまっても、でもアナタはさして不平も言わず、特に不満も覚えないのでしょう? ええ、わかってますとも。 ……でもそんな手塚部長だから、せっかくの新ユニット“眼鏡‘s”でも、立ち位置がいわゆるキャンディーズでいうところの“ミキちゃん”ポジションなのよ……涙 こら忍足! アンタよくも“蘭ちゃん”ポジション取ったなっ!!(叫 2007/08/24 まる |